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<<2009年6月24日付のメモより>>

『1Q84』で(村上春樹)で結実した、
(それまでのムラカミ作品に見え隠れしていた)
「中国の影」
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村上の父(とその世代)が抱えていた負の記憶=?

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上記は、『1Q84』発刊後の批評のたぐいを読んでの、メモ書きだったと思う。その批評(?)も切り抜いてスクラップしたような気がしたけど、見つからない。いずれその文章には、上の「メモ書き」にあるように、『1Q84』で、「(それまでのムラカミ作品に見え隠れしていた)中国の影」を書いている、といった内容のことが書かれてあったように記憶する。

「(それまでのムラカミ作品に見え隠れしていた)中国の影」というのは、実は僕も彼の作品を読み始めた頃からずっと気になっていたことであった。

「風」の冒頭に出てくる、「僕」の3人の叔父さんの1人が、終戦の二日後に地雷を踏んで上海郊外で死んだというのは、まだいいとして――

『中国行きのスロウ・ボート』や『ねじまき鳥クロニクル』での、中国へのこだわり様にはただならぬものを何となく感じていたし、彼の父親が日中戦争に従軍したことも何かのインタビューで読んだことがあった。そういう意味でも、『1Q84』で“中国への影”にどう対峙したのか興味があった(だから、わざわざ“メモ書き”したのだろう)。

今のところ、天吾の父親が、かつて青年開拓団として満州へ渡り、昭和20年8月のソ連の満州侵攻をきっかけにかの地を捨て日本に引き揚げてきた1人だということは分かった。この家族の歴史も、物語の今後の展開の重要な背景になってくるはずだ。

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

村上 春樹 / 中央公論社


ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

村上 春樹 / 新潮社


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by suiminsha | 2010-10-26 21:57
遅ればせながら――
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by suiminsha | 2010-10-21 21:02
昨日、ひさびさにわがまち釜石の老舗書店「桑畑書店」さんに行き、これまたひさびさに『レココレ』を手にとってみたら、ビートルズ特集だったので、これもなにかの思し召しと思い、購入。

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なにかと悩みの尽きないこの頃であるが、行き詰ったら原点に戻ってみるのもしいかもね、との思いもひさびさにレココレを買った理由。適当にページを繰ったり、記事を読んでいるうちに、レココレを毎月買っていた頃の自分になったような感じがして、気分よろし。

今夜は、ビートルズを聞きながらビール(できればエールタイプのがよいね)でも飲んで、イギリスに行ったような気分にでもなるか? なにかヒントが得られるかもしれない。 
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by suiminsha | 2010-10-20 17:42


日本ロック界の“藤子不二雄”Nobodyが、吉川晃司に提供した「モニカ」「さよならは八月のララバイ」のデモテープ。デモテープと言えば、ギターやピアノ一つで、♪らららー♪とかハミングなどでメロディのみ、というのがまだまだ多かったという当時(1980年代初~中頃)から、Nobodyの場合はその完成度の高さで知られていた。と言っても、彼らのデモテープを聞けることなんて当時は考えられなかったけど、こうして今、聞けることの幸せに感謝。

リズムボックスとアコギだけなのに、すでにロックしていて、かっこいい。逆に、アコギだからいいのか? いずれ、さすがです。
その昔、彼らが出ていたラジオ番組で、デモテープをつくるときには、作詞家から詩が渡されてなくても、英詞など彼らなりに詩をつけて録音していると聞いたことあるけど、この2曲は“詞先”だったんですね。ボーカルにエコーをかけるために、洋服タンスに入って歌入れをしていたなんて話もしてたことを思い出します。

実際にリリースされた完成バージョンも。





ひさびさに聞いて、胸躍ったアラウンド・フォーティーのおじさんたちは、この週末の夜、カラオケで思いっきり歌ってくださいッ! 四半世紀も前にこんなかっこいい曲があったのかと、うれしくも思ってくれた若い方がた、吉川晃司なぞ歌って年がいもなくはしゃいでいるおじさんを見ても、どうか一つ、暖かく見守ってくださいね。
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先ほど10月に突入。9月はあっと言うまだったなあ。気がつきゃ今年もあと3カ月だよ。
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by suiminsha | 2010-10-01 01:55